朝日新聞:三月九日朝刊より引用
■脱線車両の台車に異状――日比谷線事故
事故調が可能性を指摘 死者は4人に
東京都目黒区の営団地下鉄日比谷線の中目黒駅付近で、北千住発菊名行き下り電車が脱線して対向電車に衝突した事故で、運輸省の鉄道事故調査検討会(座長=井口雅一・東大名誉教授)は8日夜、脱線車両の台車に何らかの異状があった可能性が強いとの見方を明らかにした。検討会は、クッションの役目をする左側の空気バネの空気が抜けていたとした。運輸省はこの事故を重くみて、寺嶋潔・営団総裁に対し、警告書を出した。検討会の調査発表に対し営団側は同夜遅く、「空気バネに空気を入れてみたら正常に膨らみ、パンクではない。これが脱線の原因とは考えにくい」と反論した。
<中略>
検討会によると、空気バネは厚さ5−6ミリのゴムでできている直径約50センチのタイヤ状のもので、1つの車両に4つ装着されている。このうち左前部の空気バネがパンクしたとみられる。走行中に空気が抜けると、車体が左に沈むことで右側の車輪が浮く可能性が考えられるという。
<中略>
一方、営団の幹部は記者会見で、「パンクはしていない」と話した。別の担当者は、営団職員が回送準備のため8日夜、空気バネに空気を送り込んだところ、すべて正常に膨らんだとし、パンクはしていなかった、と反論した。
事故直後に駆けつけた職員も空気が入っていることは確認したという。その後、午後1時ごろに第二陣の職員が見た時はカットコックと呼ばれる空気の栓があけられ、空気が抜けていて、復旧作業などのために抜かれたという。
今日の朝日新聞では
■脱線車両の台車に異状――日比谷線事故
事故調が可能性を指摘 死者は4人に
と、見出しを打って朝刊に載せている。これは事故調査委員会が指摘した事項を受けての記事だが、この見だしだけを読んだ人はどのように感じるだろうか。
朝日新聞の事をふつうの新聞だと思っている人であれば、「ああ、やはり車体に異常があったのか」と思うことだろう。車体に異常があったのであれば、それを検査で見つけることのできなかった営団の責任は重大となる。読者がそのように考えることを前提にしてこの記事は書かれている。しかし、この記事を最後まで読んでみると、その内容は見出しとは全く違うことが分かる。「台車に異常」と報告したのは確かに事故調査委員会である。しかし、営団の発表では、異常があったとされるエアサスペンション部分は復旧のために作業員がバルブを解放して空気を抜いたのであって、故障で抜けていたのではないと反論している。つまり、事故調査委員会は「台車に異常」があると指摘したのではなく、現場の状況からその「可能性」を指摘しているだけである。しかも、その可能性も営団の発表で否定されている。にもかかわらず朝日新聞はこの見出しを”あえて”打った。
もし、営団の発表がない段階であればこの見出しは適切だろう。しかし、営団が記者会見でその可能性を否定している。で、あれば、このように読者に対して誤解を与えるような見出しは打つべきではない。もちろん、そのことは朝日新聞はよく分かっている。そのことを承知で”世論操作”を行っているのである。
従軍慰安婦問題の記事でこのような記事があった。朝日新聞は「従軍慰安婦に軍関与を裏付ける資料発見」というような大見出しを打った。これを見た人たちはことごとく、「ああ、やはり日本軍は慰安婦狩りを行っていたのか・・」と思ったに違いない。しかし、事実はそうではなかった。
このとき発見された「資料」は防衛庁の資料室に保存されていたものだった。実はこの資料は以前から研究者の間ではよく知られていた資料ではあったのだが、当の防衛庁はその存在を知らなかった。この記事が書かれた少し前、従軍慰安婦問題に関して防衛庁は、「強制連行に関与したとされる資料は見つからなかった」と、「強制連行」に関与していない、もしくは関与されたとされる証拠はないと発表を行っており、それを受けてのこの朝日新聞の記事である。
この記事を読んだ人たちは日本軍の残虐非道さを再認識し、防衛庁は虚偽の発表を行っていたと思ったに違いない。それが朝日新聞のねらいであった。
では、どのよう貸料が発見されたか検証してみよう。もちろんこの記事を書いた朝日新聞の記者はその資料の内容を知っている。しかし、彼は”あえて”その内容を書いていないのである。これこそ大衆が一番知りたいことであるはずなのに。そこには朝日新聞や朝鮮人の主張を覆す”証拠”があったのだ。
その資料の主な内容は以下の通りである。
・慰安所開設の依頼
・慰安所の衛生管理、治安維持
・慰安婦の待遇面に関する通達
・慰安所での不埒な行為の禁止
(慰安婦に対する暴行、脅迫、代金不払いの取り締まり)
・悪徳業者の取り締まり
(騙されてつれてこられたり、賃金が払われていなかったりといったことがないように)
ここで、「慰安所開設の依頼」を問題にする向きも多いようだが、これは戦場ではどこの国でも行われていることであり、”ふつう”の事である。戦場で、兵士の性のはけ口がないと占領地での略奪強姦に発展しかねないため、娼婦を雇い兵士の性のはけ口を作るのである。もちろん、建前としてここで働く女性はプロの娼婦である。
ただし、本来プロの娼婦であるはずなのに、騙されてつれてこられたり、また、賃金が払われていなかったりと言ったケースが間々あったので、軍がこれを取り締まっていたと言うことなのだ。ちなみに、悪徳業者のほとんどは朝鮮人業者であった。
以上のように、確かに軍は慰安所開設と運営に関与している。しかし、軍の慰安所に関する”関与”は、慰安婦の安全と人権を守るためのものであり、”よい関与”であったのだ。決して強制連行に関与したとか暴行に関与したというものではなかったのである。
朝日新聞はこのようにして人々に誤った印象を与え、恣意的に世論操作を行う。新聞は世論形成の道具であるとよく言われるが、朝日新聞に関しては「世論操作」の道具に成り下がっている。
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